貯蓄と保険の違いをわかりやすく

最終更新日: 2024年10月23日

よく「保険に入るより貯金したほうが良いのでは？」という声を耳にします。

もちろん、その考えも正しいです。（私も実はその考えの人でした…）

考え方の一つとして皆さんにも知っていてほしいと思います。（既に知っている方はご容赦を）

貯蓄と保険の違いを図形で解りやすく捉えているのが『貯金は◢（三角）保険は■（四角）』です。

《貯金は…三角◢》

貯金はコツコツ貯め始めて目標金額（ある程度貯まる）まで時間がかかる
（私も20年後2000万貯めるためにコツコツと毎年100万を目標に貯金をしています）
⇩
でも、その間に《何かあったら？》　貯金を切り崩してしまう…
（私の20年後の計画も頓挫してしまいます）（またはそのリスクを補える分の貯蓄が不足している）

《保険は…四角■》

保険は契約して１か月分の保険料しか支払っていなくても契約に該当した場合はお約束した金額は支払われます。（実際、私の夫は契約後１月目の保険料を支払う前に日帰り手術を受け保険金を受け取りました）
⇩
《何かあったら？》の時には、お約束した分の金額は受け取れるという事です
約束した日～お約束したリスクに対してお約束分の金額が受け取れるので四角■なのですね！
（貯蓄を切り崩さずに守ることができる）

～私個人の見解～

貯蓄と保険を天秤にかける事は少し違うかな？…と

☆人は誰しも「事故」や「病気」など予測しえないリスクが誰にも潜んでいる事
☆「事故」や「病気」も誰にも起こりえるリスクだと考え、対策をしていてもカバーできない他のリスクも起こりえる
⇩
なので！
貯蓄もするし投資運用も人は考えるのです。その大事な資産を守るためにも「保険」も存在すると私は考えます。

想像力と現実の兼ね合わせが大事だと思っていて、「貯蓄」も「保険」も「投資運用」もなんて
〘現実的にできるわけない！〗と思う方、多いと思います。

私のお勧めは、ご自分の足元をまず見ましょう。
一つずつ解決しましょう。

「保険」に入る事だけが解決とは思っておりません…

人それぞれ事情は違います。

でも、「貯蓄」「保険」「投資運用」ができれば、かなり無敵になれるような気がします。

ご自身の足元で上記の１つでも現状でできそうなのはどれですか？

３つの神器を揃えるには時間もかかりますし目標にしてほしいとは思いますが、１つずつクリアして３種の神器を揃える事をお勧めしますし、「保険」だけで皆さんの人生不安を解決しようとは思っておりません。「保険」も一つの手段です。ただ、それに詳しいだけの私達です。

私の願いは、「保険」を学ぶ内に《一つの手段》でしかない事に気づき、幅広く「保険」だけではない解決方法や個人、個人に寄り添って不安を拭っていくのが使命（やるべきこと）なのかな？と思っております。

現に私もできる事を一つ一つ、「今」積み上げています。

「保険」から加入→　時間をかけて「貯蓄」→　将来的に運用を幅広くこなすために損をしても大丈夫な金額を勉強のために「投資運用中」

～まとめ～

基本、どれかだけで人生のリスクは回避できないという事です。

『保険』…予測可能なリスク回避には向いている。
【デメリット】…予想していた（お約束分）以外のリスクには対応が難しい→　★だが…一番コスト面＆時間的にリスク対応には最適なもの

『貯蓄』…現金があるので自由につかえる。（あらゆるリスク回避可能）
【デメリット】…あらゆるリスク回避可能までに貯めあげるには時間がかかる→　★ある程度貯まれば「置いておく」よりも、利率の良いところやリスクを覚悟で少額からでも運用を考えたほうが良い

『運用投資』…増えるときは増える！
【デメリット】…あくまでもリスクはあり、予想はできても絶対はない。それを覚悟でリスクと向き合える財政がご自分の家計に備わっているか検証が必要→　★日本の利率では金利が上がったとはいえ微々たるもの…置いておくよりはせっかく「貯めた」一部を〈育てる〉意識が大事かなと思います

何が良い悪いではなく、それぞれのご家庭で「現在」→「中長期」→「長期的」な視野で《リスク》や《お金》について考える必要があると思います。

そういう「保険よりも貯蓄かな？」などの素朴な疑問も、それぞれのご家庭により正解ではなく、より良い答えをご一緒に考えます。

なんでもお気軽にご相談ください。